私の3月19日、身体の声を聞く。

3月19日、この日は私が病で倒れた日だ。
身体に少し不具合が残り人生につまずいた日である。突然日常を絶たれた失意と哀しみ、そして悔しさ。しかし、それらの感情と同時に生命には限りのあることが骨身に染みて、これからの残された私の生命を全て使い切って、小さな自分の可能性を信じて歩き続けようとした日でもある。

8年が経った。この日だけは外出はしないで、何も予定は入れず、家で読みたい本、何度も励まされ、癒やしてくれた本を再読し、音楽を聴いて過ごす一日と決めている。

今夜はNHKのラジオドラマ、FMシアターにて、脚本家の渡辺あやさんの作品『はるかぜ、氷をとく』が再放送される。このラジオドラマを聴いて、大切な一日を終えようと思う。